本日のYahoo!ニュースによりますと、消費者庁が、マイナンバー制度を悪用した詐欺で現金を支払う被害が発生したと発表したとのことです。
消費者庁によりますと、被害にあったのは70代の女性です。女性は、公的相談窓口を名乗る者から電話があり、偽のマイナンバーを伝えられた後、別の男性から「公的期間に寄付をしたいので、マイナンバーを貸してほしい」と言われて番号を伝えました。
その後、寄付を受けたとする機関を名乗る人物から電話で「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と言われ、記録を消すために現金を要求され、支払ったとのことです。
マイナンバーを電話で教えられることはありません。そのような電話がかかってきても、決して対応しないようにしてください。
こちらのTopicsでもご紹介しましたが、国民生活センターでは、これまでに消費者から寄せられた具体的な相談事例や、不審な電話を受けた際の相談窓口を紹介し、不審な電話や不審者の訪問等があった場合は、すぐにお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)や警察等に相談するよう呼びかけています。
独立行政法人 国民生活センターHP