昨年より、日比谷ステーション法律事務所がほぼ毎月開催している企業法務セミナーですが、こちらは私が毎回、企画と運営を行っております。
そのため、毎月のセミナーにはもちろん事務局として参加をさせていただいているのですが（昨年11月度のセミナーでは、講師もさせていただきました！）、毎回内容が充実していて、学ぶことが多いです。
今回は、大人気セミナーの一つで、日比谷ステーション法律事務所とアルメータ株式会社様（http://www.almater.co.jp）とのコラボ企画のセミナー「ビジネスリーダーが最低限知っておきたい法律知識」（講師は事務所の代表で公認会計士の池田竜郎弁護士です）の内容を少しご紹介したいと思います。
このセミナーの最大の特徴は、「参加者に考えてもらうこと」だと、私は感じています。
難しことを覚えるのではなく、そのことを本当に理解することを目的とし、「今まで考えたことがなかったことだけど、改めて聞かれると明確には答えられない」といったことを、講師がセミナー中にいくつも問いかけてきます。
「裁判所の役割は何か」・「国家と憲法との関係は何か」・「憲法と法律の違いは何か」などを参加者に考えてもらいながら、これらの質問の回答を、簡単な言葉で分かりやすく噛み砕いて説明をしてくれるので、今までぼんやりとしか分かっていなかった１つ１つについて、すっきりと理解が出来るようになります。
このセミナーで、私が最も印象に残っている質問は「『権利』の最大の特徴は何か」というものです。
日常生活を過ごす中で、「権利」を意識することは多々ありますし、自分の「権利」を守るために議論をすることもあります。
でも「権利の特徴」について、考えたことは一度もありませんでした。
この「権利」が実はすごいキーワードで、「権利の最大の特徴」が分かった時、今まで受けた質問の回答がスッと頭に入り理解が出来ました。
私自身、個人事業主として仕事をしている中で、あらゆることが法律に密接していると感じることがよくあります。
ビジネスに失敗をしないためにも、基本的な法律や裁判の知識・考え方は必要不可欠です。
法律は奥深く、理解するのに大変な労力がかかりますが、このように「根本」の部分を理解できていたら、あらゆることに対応が出来る気がします。
このセミナーは次回いつ開催となるかはまだ決めていませんが、是非とも多くの方にご参加いただき、法律に関する知識を深めていただければと思います。
このセミナーの他にも、日比谷ステーション法律事務所が開催する企業法務セミナーは、どの回も「明日から使える知識」がたくさんあります。
セミナーの開催が決まる度に、私の社労士事務所からも情報を発信いたしますので、ご興味のある方は是非ともご参加いただければ幸いです。
