昨日の新聞各社の記事によりますと、厚生労働省が11月4日に発表した2014年の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」で、パートや派遣などの非正社員が労働者にしめる割合が初めて4割に達しました。
「事業所調査」によりますと、正社員以外の労働者を活用する理由(複数回答)は、「賃金の節約のため」が38.6%と最も多く、一方「個人調査」によりますと、出向社員を除く正社員以外の労働者が現在の就業形態を選んだ理由(複数回答3つまで)は、「自分の都合のよい時間に働けるから」が37.9%と最も多くなっています。
今回の調査は5人以上の常用労働者を雇用する事業所約17,000ヶ所と、そこで働く労働者約53,000人を対象として平成26年10月1日現在の状況について実施したものです(前回は平成22年に実施)。有効回答率は事業所調査で64.4%、個人調査で65.2%でした。
詳細はこちらです。
平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/14/index.html